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漢方医療、極みへの挑戦:

新潟大学医学部卒業
同大学病院産婦人科教室(竹内正七教授)を経て新潟県内各地の国公私立病院で産婦人科医として勤務。 結婚を契機に医業を離れ夫の赴任に同行、北アフリカ、エジプトへ。

井の中の蛙が外へ飛び出した;
在エジプト時代、地の利を生かして、地中海各国、東西ヨーロッパ、北欧を廻り見分を深める。その後も夫の赴任中、中近東各地を回り、現地の病院見学やベールに包まれた中東の御婦人たちとの交流にも恵まれその秘められた内側を知る。この時間と経験が今日の医療活動人生の大きな糧となった。

愚行移山と不撓不屈;
帰国後医業に復帰、大学病院にて心療内科を研修、東京、千葉、神奈川県内の病院で勤務後、東京都足立区にてメンタルヘルスクリニックを開院、この間も夫の勤務地クウエイトへの訪問時には邦人婦人会にて婦人科医療相談を積極的に行う一方、現地の病院で中東の医療事情を垣間見ることが出来た。
イラク軍のクウエイト侵攻で夫が戦乱に巻き込まれた中東湾岸危機際では、在京イラク代理大使と粘り強く交渉、最終的にイラク本国から開放の内諾を取り付け単身バクダッドへの渡航準備中に情勢が急変、人質全員の解放が実現して夫は無事帰国、この時奇しくも不撓不屈の精神を学んだ。

青天の霹靂;
1991年、青天の霹靂か近代日本漢方界の第一人者、山田光胤先生への師事が叶う。長年探していた物が見つかった瞬間でした! その後も漢方の魅力に取りつかれ、30余年を経た今も山田光胤先生の御傍で漢方治療の極めに専念する一方、現在は東京神田、大手町、横浜元町にて全科幅広く集大成としての漢方診療を行っております。

漢方専門医、 日本東洋医学会認定

金匱会診療所(自費診療、ご予約不要)
当診療所は独占契約で完全無農薬栽培された国内最高品質の生薬のみを用いて調剤し、煎じ済みレトルトパックも御希望により御提供しています。

生薬と匙加減;
生薬は食を通じた数々の経験から悠久の時を経て先人が獲得した自然界における人類の知恵です。総して生薬の調剤は夫々の症状と体調に応じて完全個別に調合され誰一人として同じ調剤ではなく、結果を見ながら最適な処方を見つけ出すのが漢方治療の基本であり古来より漢方医が伝承し続けて来た極意で、これぞ正しく”匙加減(さじかげん)”その物なのです。

漢方治療は病状のみならず体の状態や体質をあらわす「証」という概念にもとずき腹診と共に総合的に診断し御薬を処方致します。 つまり“何番の漢方薬が何に効く”という考え方では無く、症状と「証」によって数百の生薬から最適な組み合わせと分量を見極め、個別の処方服用(煎じ薬)によって体全体の調子を整え、症状の改善完治に至らしめる事、それが漢方治療の極なのです。

漢方治療の「証」にもとづき「体全体をみる」という基本的特徴は西洋医学のそれとは対照的です。西洋治療で効果を得られなかった症状であっても漢方治療による改善又は完治事例が多いのも特記すべき事でしょう、又、西洋薬での末期がん延命治療や長年アトピー治療で悩まされつづけた方々も漢方治療での改善例が数多く認められています。これら多くの好事例から近年多くの大学付属病院で漢方専門外来が開設されはじめています。

近年の漢方文献にはウイルス性疾患に有効であろうとされる生薬も研究され、特に中国ではコロナパンデミック以降その効果的処方が報告されています、金匱会診療所では日本で唯一、感染症肺炎抑制に関連し、中国文献に由来した独自の生薬調剤を行っております。

病院で「病気ではないから大丈夫と言われても、症状が良くならない」そんな時に対処出来るのも漢方の特徴です、漢方治療の素晴らしさは飲んでみないと理解しにくいかもしれません、貴方に合った漢方薬を一緒に探して行きましょう。全科に対応しておりますのでお悩み事は何でも御気軽にご相談ください。

メディカルケア大手町(保険診療, 要予約)

田代桂子

横浜朱雀漢方医学センター(保険診療, 要予約)